日本計量新報 2008年6月29日 (2730号) |
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計販連2008年通常総会開く
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左から、通常総会のようす、大森健次社長
総会は、中島一行副会長が開会の辞を述べ、大森健次会長があいさつした。大森会長は、全国各地から上京した会員に感謝し、次のように述べた。今期は事業の柱である計量器コンサルタント制度の普及拡大を図るために、資格取得研修会を実施する。2年間の見直しをし、新制度として日本計量振興協会及び全国各地の計量協会の協力を得て実施する。同制度実施にあたり連合会としてもスムーズな運営に寄与するため最大限の協力する。
大森会長が議長となり、第1号議案平成19年度事業報告、第2号議案平成19年度収支決算をそれぞれ承認し、第3号議案平成20年度事業計画、第4号議案平成20年度収支予算を可決した。また次回総会を新潟県で開催することを決めた。
つづいて感謝状の贈呈式にうつり、会長感謝状は上土井章仁((株)肥後計量器)、岩鼻貞夫(関西イシダ(株))の2氏に贈られた。会員事業所優秀従業員表彰は、三浦広文(日東イシダ(株))、都築崇((株)協立商会)、山本智親((株)テラオカ)の3氏に贈られた。
(社)日本計量振興協会の河住春樹専務理事、(社)東京都計量協会の渡部勉会長の2氏が来賓を代表して祝辞を述べ、石蔵利治副会長による閉会の辞で総会を終了した。
懇親会では、日本計量史学会蓑輪善蔵会長が挨拶、鍋島綾雄相談役の音頭で乾杯した。
当日は総会に先立ち「検則JIS化最近の情報」の演題で(社)東京都計量協会森川正彦専務理事が講師となり、講演会を開いた。
左から、CPA-SC660、CPA-0150
(株)チノー(〒173−8632東京都板橋区熊野町32−8、苅谷嵩夫社長)は、熱画像計測装置および熱画像カメラについて、高級機1機種を新発売・シリーズ化、中級機3機種を新発売・シリーズ化、さらに最廉価モデル1機種を新たに発売した。現在販売している機種も大幅に値下げする。
解像度640×480画素の細かい温度測定。一体型の可視カメラの採用、ワイド大形液晶モニタ、自動追尾機能、8倍連続可変ズーム、インターバル保存や動画保存などの従来機能に加え、温度分解能を0・045℃へ向上。GPSデータ同時格納、熱画像内レーザポインター位置表示などの機能が追加搭載されている。
T400Aは解像度320×240画素、T250とT200は解像度200×150画素。片手で簡単に操作でき、レンズ部回転機構、タッチパネル、熱画像と可視画像の統合、ズーム機能など使い易い機能を継承している。
解像度80×80画素。miniSDカードへ5000枚の画像保存できるなどサーモグラフィーとしての基本性能を持ちながら400<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>という超軽量を実現。価格も45万円という低価格。
(社)日本電気計測器工業会(内田勲会長)は「製品安全・環境対応セミナー」を、7月10日(木)、長野県上田市の日置電機(株)HIOKIホールで開催する。
長野県内及び近隣の県で最終製品を企画製造している事業所向け。同会の法規制・規格委員会、環境グリーン委員会が、大きな社会問題となっている製品の安全と、世界規模の製品の環境規制について解説する。
法規制・規格委員会は、消費生活用製品安全法(OEM、PB品のガイドライン等)の最新情報を紹介。 環境グリーン委員会は、WEEE/RoHS指令、REACH規則や世界の環境規制を紹介する。 詳細は次のURL参照。http://www.jemima.or.jp/seminar/2008/hks(080710).html
【日時】7月10日(木)、13時30分〜16時30分
【会場】日置電機(株)HIOKIホール(長野県上田市小泉81)
【参加費】会員3000円、一般5000円
【受講対象者】開発・設計、品質管理・製品安全・環境関連担当者
【問い合わせ先】同会事務局・木村=電話03−3662−8184