日本計量新報 2008年11月9日 (2748号) |
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2008計量記念日全国大会開く
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第1部は計量記念日式典。司会は岡村雄治計量行政室長。谷合正明経済産業大臣政務官が経済産業大臣式辞を代読した。計量関係功労者に対する経済産業大臣表彰が挙行され、13氏が受賞した。
計量制度運営等貢献者を表彰する「産業技術環境局長表彰」が新設され、本年度は10氏が受賞した。
新設された「産業技術環境局長表彰」は計量制度の運営等に関する貢献者を表彰しようというもの。表彰状授与理由は「優良適正計量管理事業所において計量管理を行う計量士、法定計量に関する国際会議において活動した者、計量士国家試験委員等として、多年にわたって計量制度の運営等に尽力し、その功績が顕著であると認められる者」である。
第2部は記念行事。司会は河住春樹(社)日本計量振興協会専務理事。飯塚幸三計量記念日組織委員長((社)日本計量振興協会会長)があいさつした。
事前に募集した、小学生が対象の「何でもはかってみようコンテスト」と計量啓発標語の優秀作を発表、表彰した。
「何でもはかってみようコンテスト」は、今年度は133点の応募があり、最優秀作品1点、優秀作品2点、奨励賞23点が選定された。
最優秀作品賞は「かべの面積は何ツッター?」の石丸泰平(富山県高岡市立中田小学校6年)。優秀作品賞は「トマトのあまさしらべ」坪井あかね(静岡県富士市立岩松北小学校2年)、「家の近くの公園しらべ」山元千凡(東京都品川区立城南小学校1年)。作品は会場ロビーに展示された。
「計量啓発標語」には404点の応募があり、最優秀作品1点、優秀作品2点、佳作10点が選定された。
最優秀作品賞は「見た目より 遥かに重い ひと目もり」(池田裕介、富士フイルム(株))、優秀作品賞は「育てよう 計る目 量る手 管理の心」(田邊秀一、日本電気計器検定所)と「計量で 我が家に育った 科学の目」(椎橋重雄)。
(五十音順、敬称略、氏名、年齢、所属・役職等の順)
▽石蔵利治(株)石蔵商店代表取締役社長)▽伊藤修(59、(株)環境総合研究所代表取締役社長)▽大村昭紀(67、(株)共和電業代表取締役会長)▽後藤勝(64、矢崎総業(株)常務取締役ガス機器事業部長)▽島附_(67、愛知時計電機(株)札幌支店顧問)▽鈴木穰(69、元東京商事(株)代表取締役)▽関谷実利(57、(株)シナガワ取締役社長)▽長澤圭祐(77、(株)長澤商店代表取締役)▽長元朝顯(58、(株)共和サプライ代表取締役)▽田忠良(64、兵田計器工業(株)取締役技術部長)▽濱地光男(60、(株)ユニケミー代表取締役社長)▽横須賀健治(64、(株)メジャーテックツルミ代表取締役)▽渡邊英孝(59、黒田精工(株)富津工場次長)〔以上13名〕
(五十音順、敬称略、氏名、年齢、所属・役職等の順)
▽内川恵三郎(73、(財)日本品質保証機構参与)▽大岩彰(56、(独)産業技術総合研究所計測標準研究部門力学計測科科長)▽大河内春乃(71、元東京理科大学理学部ll部化学科非常勤講師)▽小野G郎(73、東京工業大学名誉教授)▽小島孔(56、(独)産業技術総合研究所計量標準管理センター計量研修センター長)▽鈴木昭次(81、元法政大学工学部機械工学科教授)▽鈴木正美(58、住友金属工業(株)鹿島製鉄所制御技術室)▽竹中俊夫(82、東京工業大学名誉教授)▽矢野宏(77、(財)日本規格協会参事)▽山本弘(75、愛知時計電機(株)顧問)〔以上10名〕