日本計量新報 2009年4月5日 (2768号) |
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1月の計量計測機器生産額
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日本計量新報 2009年4月5日 (2768号) |
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A&D ブルートゥース内臓血圧計・体重計
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左から、「水の三重点セル」と水の状態線図」、丹波純氏 |
(株)エー・アンド・デイ(東京都豊島区東池袋3−23−14、古川陽社長)は、20008年12月より、ブルートゥース内蔵の無線通信機能付血圧計UA−772PBT、体重計UC−321PBTの2機種を発売している。
ブルートゥース通信モジュールを搭載した血圧計・体重計で、在宅・遠隔医療、健康管理システム等へ、パソコンや携帯電話、携帯端末等(同社のデバイス用に設定された機器)のアクセスポイントを通じて、血圧・体重の測定値データや測定日時を、機器測定後に自動送信する。在宅医療、遠隔医療や介護、健康管理システム等のシステムインテグレータ(企業、団体)向け。
同社は、ブルートゥース利用が先行している欧米で、世界に先駆け06年からブルートゥース内蔵血圧計・体重計の販売を開始。既に数多くのシステムインテグレータに測定器を供給しており、在宅、介護の医療システムで利用されている。国内では、最近になってブルートゥース対応のパソコンや携帯電話、周辺機器等が増える傾向にあり、今後、医療・健康管理システムへの利用拡大が見込めるため、販売を開始した。
将来は、業界団体のコンティニュア・ヘルス・アライアンスが作成したガイドラインに準拠した医療、健康データの通信プロトコルであるIEEEll073、及びブルートゥースHDPにも対応を予定している。
【転入】法定計量一係長新藤恵子(通商政策局経済連携課・経済連携推進専門官)
【転出】大黒麻里(計量行政室法定計量二係、東北経済産業局地域経済部情報・製造産業課へ)