製品紹介2018年02月分
 

計量計測データバンク トップページへ


INDEX


エー・アンド・デイ 食卓の塩分チャックに最適 防水型デジタル塩分計「AD-4723」

 エー・アンド・デイは、塩分濃度を手軽にチェックできる防水型デジタル塩分計「AD-4723」の販売を開始した。

 食塩の摂り過ぎは高血圧の原因となり、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など多くの循環器疾患につながる可能性が高まります。AD-4723はみそ汁やスープに差し込むだけで、塩分濃度を手軽に0.1%単位でこまかくはかることができます。

 デジタル塩分計AD-4723で塩分をはかることにより、味覚や経験に頼らず、健康で美味しい食生活を送ることができる。

■塩分濃度の確認が求められる背景
 平成24年7月10日付の厚生労働省告示「健康日本21(第二次)」では、1日あたりの食塩摂取量は8g未満を目標にしています。しかし、平成27年の日本人の平均食塩摂取量は約10gであり、健康的な生活を送るためには塩分を控える必要があるとされています。

【AD-4723の主な特長】
@みそ汁やスープ、煮汁などのさらさらとした液体に差し込むだけで、塩分濃度を手軽にはかることができる。
A塩分濃度を0.1%から5.0%まで、0.1%単位でこまかくはかることができます。
B防水レベルはIPX7なので、汚れたら丸ごと洗うことができて衛生的。

【仕様】
▽測定方式=電気伝導度測定方式
▽最小表示=0.1%▽測定範囲=塩分濃度0.1〜5.0%
▽防水レベル=IPX7
▽電源=CR2032リチウム電池1個▽電池寿命=約1年(1日15回使用した場合、25℃時)
▽本体寸法/質量=180(H)×34(W)×16(D)mm/約28g(電池を含む)

INDEXへ戻る


◆エー・アンド・デイ 電子天びんと分銅のセット商品を発売 校正サービスをさらに強化

 エー・アンド・デイは、電子天びんと分銅のセット販売を始めた。

 電子天びんのラインナップごとに、校正にふさわしい分銅を組み合わせてパッケージ化し、それぞれ1つずつJANコードを設定した。これは、ユーザーの日常的な校正により、安心して計量作業をおこなってもらうことを目的としている。また、エー・アンド・デイは校正サービスの充実がユーザーに対するはかりメーカーの責任というポリシーに則り、専門スタッフを増員して「はかりの現地校正サービス」にさらに注力して、積極展開していく。

ミクロ天びんから汎用電子天びんの全116タイプの電子天びんと適応分銅の組み合わせをつくり、それぞれJANコードを設定した。

同社はJCSS校正登録事業者なので、はかり・分銅・一軸試験機のJCSS校正証明書の発行が可能。また、グループ会社で力計・トルクメータのJCSS校正証明書の発行が可能。さらに7つ(粘度・温度/湿度・pH・電気・長さ・圧力・ピペット)の一般(ISO)校正も可能。

「はかりの現地校正サービス」は専門スタッフが、はかりの設置場所を訪問し、短時間で信頼性の高い校正をおこなうサービス。@ 校正当日まではかりを使用できるため、時間のロスが最少。A はかりを輸送するリスクがなく、梱包などの手間も不要。B はかりの設置場所の環境を含め、校正結果の信憑性が向上。C A&D製品以外の製品もまとめて校正可能なので、複数社での校正よりも経済的。

INDEXへ戻る


◆オーバル 外部電源不要の電池式渦流量計電池式EXデルタUPAF5タイプを販売開始

オーバルは、渦流量計「電池式EXデルタ・PAF5タイプ」の販売を開始した。

電池式EXデルタUは、渦流量計の汎用性を生かして様々な分野で多用される現場モニター専用機としてのEXデルタUを、さらに簡便に使うことができるように、外部電源を不要とし、内蔵電池のみで使用できるように設計されたモデル。

今回開発した電池式EXデルタUPAF5タイプは、数値の2段表示、瞬時流量のバーグラフ表示、バックライト点灯など、ユーザーが見やすく扱いやすいように表示機能を拡充した。

また、散在する流量計検出器から最大50m離れた場所に集中して表示器を設置できる分離形変換器もラインアップしている。なお防爆タイプの電池式渦流量計は、オーバル独自の製品である。

■主な用途=水、空気、蒸気などのユーティリティ計測

■製品の主な特長=▽電池駆動のため、電源工事が不要(電池交換可能)。
▽分離形変換器もラインアップ(防爆タイプ含)。▽電池寿命は24時間連続運転でおよそ7年(変換器一体形の場合)。
▽累積積算、リセット可能積算、瞬時流量、アラーム表示などを見やすいデジタル表示。
▽バックライト機能により、暗い環境でも見やすい。▽水平配管や垂直配管設置が可能なため、取り付け姿勢の制限を受ける面積流量計の代替に最適。薬品を取り出す個人を、ICカードにより非接触で識別・管理、

INDEXへ戻る


◆チノー 飽差を測定する「ハンディ形飽差計MH500」

 チノー(東京都板橋区、豊田三喜男社長)は、ビニールハウスなどを利用して農作物を生産する施設栽培において、環境管理の指標として関心が高まっている飽差を測定するための「ハンディ形飽差計MH500」を昨年末に発売した。

 飽差は、空気の湿り気を示す指標。

 植物生理学で普遍的な理想値が示されているため、相対湿度よりも作物の生育との相関を把握しやすく、管理すれば農作物の増収や品質の向上が見込まれる。この農業生産に直結した指標である飽差を直接チェックできる「ハンディ形飽差計MH500」の市場投入で、温湿度センサの農業分野への浸透を加速させる狙い。

 「ハンディ形飽差計MH500」は、「きちんとはかる」高精度温湿度計HN-EHシリーズをベースに開発された飽差測定に特化したハンディ計器。

 指示部は上下2段の液晶デジタル表示になっており、上段には常に飽差を表示し、下段は温度と湿度を選択可能。測定の応答性が40秒以内と速く、操作も簡単なのでスピーディに飽差や温度、湿度のチェックが可能。センサ部はユーザによる交換が可能なため長期耐用が可能な機器となっている。

 価格は24,800円(税別)。
主な用途=園芸施設内の飽差測定(生産者の栽培環境確認用、営農指導者の栽培環境改善指導用、設備業者の設備能力確認用など)
【特長】▽飽差値(g/m3)をダイレクトに表示。▽温度(℃)若しくは、相対湿度(%rh)も同時に表示。▽センサユニットは簡単に交換可能。

INDEXへ戻る


◆東日製作所 有線式データ伝送単能形トルクレンチ CSPLDシリーズ
 

 東日製作所(東京都大田区大森北2-2-12)は、設定トルクに達した際の「カチン」で自動的に締付けトルクデータを有線で伝送する「有線式データ伝送単能形トルクレンチCSPLDシリーズ」を開発し、受注を開始した。シリーズラインナップは全8機種。締付けトルクはシリーズ全体で2〜280N・m、締付けるねじの目安はM5〜M20程度。全機種受注時生産品。

 CSPLDシリーズは、既存品CSPDシリーズの改良版となる。東日製作所ではすでに自動的に締付けトルクデータを無線でデータ伝送する「クリック式無線データ伝送単能形トルクレンチFD/FDDシリーズ」を製品化しているが、電波環境の悪い作業エリアや無線機器が使用禁止の工場ニーズにも対応すべく、有線式での旧製品CSPDシリーズのモデルチェンジをおこなった。
 

【CSPLDシリーズの特長】
▽作業者の手元で合否判定が確認=締付けトルクの合否判定結果を本体LED で表示。作業者の手元で容易に確認できる(合否判定LEDを点灯させるには、別途トルク表示器「CD5」が必要)。
▽作業者に使用工具の指示が行える。(ツールガイダンス機能)=合否判定用LEDは、締付作業者に対して「使用すべき工具をLED点灯で知らせる」ツールガイダンス機能も兼ねる(使用工具指示を行うには別途管理用ソフトが必要)。
▽有線で高い作業性と信頼性:従来のCSPDシリーズと比較しトルク値出力部を約60%(容積比)低減。さらにカールコードを採用し、断線を防止して確実に締付けトルクデータを伝送。
▽作業者の使い慣れた「クリック式」のトルクレンチ=普段使い慣れたクリック式トルクレンチにトルクセンサーを搭載。「カチン」で自動的に締付けトルクを有線で伝送するので、いつも通りの作業で作業者に負担を掛けずにトルクデータの収集がおこなえる。
▽CSPLDシリーズは250種を越える標準在庫品の交換ヘッドが使用可能。短納期かつ安価で最適な作業を実現する。

【価格】18万1500円 〜 18万5000円(税別)

【ターゲットユーザー】輸送機器(自動車等)でのトルク管理。締付けトルクデータをエビデンスとして残す業務。IoTを実施する生産現場。
 

INDEXへ戻る


計量計測データバンク トップページへ