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日本計量新報 2012年1月29日 (2902号) |
質量にまつわる二つの大きな出来事 人は月を見ると単純に美しいと思う。南アルプスの山の端から昇る満月も、京都タワーの横に浮かぶ十六夜の月も美しい。 2011年12月13日、欧州合同原子核研究機関(CERN)の2つの国際研究グループが、2011年11月に実験の中間結果として、ヒッグス粒子が存在する兆候が見つかった可能性があると発表。スイス・フランス国境にあるCERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使い、ほぼ光速まで加速した陽子同士を2009年から衝突させて崩壊の様子を調べてきていた。 |
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