ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパン(株)(東京都品川区北品川1−8−11ダヴィンチ品川II4階、ピーター・グリムリー社長)は、ひょう量部、表示部、風防、オプションそれぞれをユーザーが納得いくまで組み合わせることができる完全モジュラーデザインを採用した電子天びん「Cubis(キュービス)シリーズ」を発売している。
キュービスシリーズは、ユーザーの異なるニーズに、すべて対応すべく開発されたモジュラータイプの電子天びん。
表示コントロール部は3種類、ひょう量モジュールは24種類、そのほか水準器、JCSS証明書、風防、インターフェースと、すべてに複数の選択肢を用意し、ユーザーが望む最適な組み合わせを実現できる。
ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパンでは、キュービス分析シリーズ(ひょう量120g〜320g/読取限度0・01mg〜0・1mg)、キュービス 1mg読取シリーズ(ひょう量320g〜3200g/ 読取限度1mg)、キュービス上皿シリーズ(ひょう量1200g〜12200g/読取限度0・01mg〜0・1mg)とひょう量域ごとに3シリーズに分けている。
機能面では、心臓部であるひょう量センサには、同社独自のモノリスィックをさらにコンパクトに高性能にした新型モノリスィック計量セルを採用。これにより、従来比で25%の設置面積を削減できるトップロード式天びん(皿下にひょう量メカが存在する天びん)を実現させている。そのほか、自動レべリング機能のQ−Level (Qレベル)は、最新のセンサに最先端の表示技術を組み合わせ、迅速、容易かつ正確に天びんのレべリング(水平)を行う。サンプルが計量皿の中央からずれても補正し、計量できるQ−Pan(Qパン)機能。複数の出力が可能なQ−Com(Qコム)。Q−guide(Qガイド)機能は、日本語タッチセンサーを使用し、目的の項目まですばやくたどりつける。
表示コントロール部は、3種類用意されている。「MSE」は表示がシンプルで操作が分かり易い。「MSU」は、解像度が高く大きなモノクログラフィックディスプレイを採用。クラシカルでユーザービリティなモデル。「MSA」は、3種類のなかでハイエンドなモデル。タッチスクリーンには高解像度のカラー TFT液晶を採用している。 |