(株)佐藤計量器製作所(東京都千代田区神田西福田町3、後藤エイ四郎社長)IR-SA
は、大型液晶パネルを採用した屋内専用の熱中症暑さ指数計「SK−160GT」を発売した。
熱中症は、屋内外問わず気をつけていないと発症するもの。最近では各社から専用の指数計や指数モニターなどが出てきており、かなり浸透してきている。
従来の機器は、表示が小さいため、モニタを確認する人員を確保するか、または機器まで近づいていって、いちいち確認しなくてはならなかった。「SK−160GT」は、屋内専用に特化し、大型液晶画面で遠くからでも見やすい。
SK−160GTは、幅225mm×高さ165mm×奥行き25mmで、そのほとんどを大きな液晶が占めている。温度、湿度、暑さ指数、注意レベル表示のほかに、月日、曜日、時計も一覧表示している。時計は電波時計を採用しているので、誤差は自動修正される。
測定範囲は、それぞれ温度が0〜50℃、湿度が20〜95%、暑さ指数計が0〜5℃となっている。センサは温度がサーミスタ、湿度には電気抵抗センサを採用し、長期間安定した精度を保つようになっている。暑さ指数0〜50℃の範囲内で警報設定可能。1℃単位で細かく設定できる。
これだけ機能を持ちながら、税込価格は8925円と、9000円を割る低価格を実現させている。一施設で必要なだけ複数台の設置ができる価格設定が嬉しい。
介護施設や幼稚園、保育園、学校施設、体育館、ホール、ジムなどの広い場所で威力を発揮する。
同社は屋内外で使用できるハンディタイプの暑さ指数計「SK−150GT」もラインアップしているので、用途に合わせて選びたい。
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