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東亜計器製作所特集(1)

東亜計器製作所から水銀不使用の温度計「ネオブルー標準温度計シリーズ」を新発売

株式会社東亜計器製作所(〒145-0066 東京都大田区南雪谷4-3-19、電話03-3720-5141

  東亜計器製作所が、製作・販売している「ネオブルー標準温度計」は、国の温度基準にも採用された東亜計器製作所の「基準温度計」の製作技術のすべてを注ぎ、水銀を使用できない計測現場のかねてからの要望にこたえる形で製作された代替品の標準温度計である。

 「ネオブルー標準温度計」の最大の特長は、水銀を使用しない有機液体のガラス製温度計でありながら、新しい加工技術により目量0・1℃の高精度を実現した。また読み取り分解能は最高0・01℃と高水準。特殊技術で内壁加工を取り入れて毛細管を濡らさずスムーズな感温液の昇降が可能になった。感温液に水銀を使用していないため、取り扱いや廃棄方法などの管理体制をシンプルに構築でき、温度管理に取り入れやすい温度計なので、水銀を使用できない現場や品質管理の場でも計量標準として活躍が期待できる。

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 従来からある水銀温度計の構成素材は、水銀とガラスで構成されており両方とも物性変化が少なく長期精度維持が可能。製造工程の中でガラスを特殊熱処理している為、数十年使用しても殆ど性能変化が起こりにくい。

 また東亜計器製作所は、国内で唯一無二のガラス製温度計製造メーカーとして目量 0.01℃(100分の1)まで測定可能な製品など、専門技術を有している職人達によって全てハンドメイドで製造し、30年以上経過しても変化の少ない構造と処理を施し安定した製造能力により性能を長期にわたり維持させる技術を持っている。

 基準温度計と定期的に校正を行い、現場で使用される各種温度計の基準に用いられ需要家の基準温度計に次ぐ温度計として計量管理に活躍が期待できる。

 そのほかの特長は次のとおり。
 ▽計量標準として使用可能な高精度水銀フリー温度計。
 ▽水銀を使用できない現場での代替品。
 ▽JCSS校正、一般校正対応
 ▽再校正対応。▽安心の日本製(自社工場生産品でハンドメイドにて1本1本製造している)。

 使用例は、
 
▽品質管理、製造現場、研究室などの高精度な温度管理。
 ▽水銀使用が難しい学校や保育園、幼稚園などの教育施設、病院、食品現場での温度管理。
 ▽デジタル温度計の正常温度比較確認など。


ネオブルー標準温度計(二重管式)  二重管式温度計とは、外管、毛細管、目盛板から構成されており毛細管と目盛とを1本のガラス管に封入したものであり、目盛が消えず、毛細管と目盛板が近い為、読み取り精度が高く、精密測定用に適している製品。  基準温度計と同じ仕様で製造している為、他の標準温度計とくらべて精度がより高く、信頼性の高い標準温度計。 【特長】▽計量標準として使用可能な高精度水銀フリー温度計。▽水銀を使用できない現場での代替品。▽JCSS校正、一般校正対応。▽再校正対応。▽日本製(自社工場生産) 【仕様】▽温度範囲0〜50℃。▽目量0・1℃。▽全長350o。▽製品名NB−1141。


ネオブルー標準温度計(棒状)  同温度計は基準温度計と定期的に比較校正して、現場で使用の各種の温度計のチェック用に使用され、需要家の基準温度計に次ぐ温度計として、計量管理に最適な温度計。  棒状式温度計とはむく棒の中心に感温ブルー液があり、表面に直接目盛加工されている一般的なもの。精密測定を目的とした標準温度計の中で最もリーズナブルで、高精度にてメーカー成績書付きの温度計。 【特長】▽計量標準として使用可能な高精度水銀フリー温度計。▽水銀を使用できない現場での代替品。▽JCSS校正、一般校正対応。▽再校正対応。▽日本製(自社工場生産) 【仕様】▽温度範囲0〜50℃。▽目量0・1℃。▽全長350o。▽製品名NB−1151。


ネオブルー温度計  一般的なタイプの温度計。0〜100℃を0・2℃目量で精密に温度測定できる。 【特長】▽計量標準として使用可能な高精度水銀フリー温度計。▽水銀を使用できない現場での代替品。▽JCSS校正、一般校正対応。▽再校正対応。▽日本製(自社工場生産) 【仕様】▽温度範囲0〜100℃。▽目量0・2℃。▽全長350o。▽製品名NB−100−02−H。

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株式会社東亜計器製作所(〒145-0066 東京都大田区南雪谷4-3-19、電話03-3720-5141
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