2019埼玉県計量協会の平成31年新年賀詞交歓会
2019年1月18日(金)開かれる
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埼玉県計量協会の平成31年新年賀詞交歓会は、 2019年1月18日(金)15時分から、埼玉県・さいたま新都心のホテルブリランテ武蔵野で開かれ、多数の会員と来賓が参加して開かれた。 第1部は新春講演会。第2部は賀詞交歓会を開いた。
参加者は来賓とあわせ37名。
新春講演会は 「埼玉県における先端産業技術支援の取り組みについて」と題し、講師に高橋利男埼玉県産業労働部参事・先端産業課長を招いて、埼玉県が現在推し進めている「 ナノカーボン分野」「医療イノベーション分野」「ロボット分野」「新エネルギー分野」「航空・宇宙分野」それぞについて分かりやすく解説がされた。
講師の高橋利男埼玉県産業労働部参事・先端産業課長
新春講演会のようす
講師の紹介をする金井一榮会長
引き続き懇親会が開かれ、式次第にしたがって次の人々が登壇した。
2019埼玉県計量協会の平成31年新年賀詞交歓会
2019年1月18日(金)開かれる
金井一榮会長(金井計量管理事務所)挨拶につづいて、渡辺充埼玉県産業労働部長(小堀和弘埼玉県計量検定所長が代読)、
河住春樹日本計量振興協会専務理事、小島孔日本計量機器工業連合会常務理事、高橋利男埼玉県産業労働部参事・先端産業課長が、来賓あいさつうをした。乾杯の音頭は
矢島廣一副会長(埼玉自動車工業)。
懇親会のようす
金井一榮会長
小堀和弘埼玉県計量検定所長
河住春樹日本計量振興協会専務理事
小島孔日本計量機器工業連合会常務理事
高橋利男埼玉県産業労働部参事・先端産業課長
矢島廣一副会長
中締めのあいさつをする松村卓副会長
閉会のあいさつをする岩渕孝男監事
2019埼玉県計量協会の平成31年新年賀詞交歓会
2019年1月18日(金)開かれる
【渡辺充埼玉県産業労働部長のあいさつ】
本日は、一般社団法人埼玉県計量協会の平成31年「新年賀詞交歓会」が、多くの会員の皆様の御出席の下、盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
貴協会には、平成14年度から、県の「指定定期検査機関」並びに「指定計量証明検査機関」として、適正な検査業務の遂行を通じて、本県の経済活動をしっかりと支えていただいております。
金井一榮会長をはじめ会員の皆様が、日々の業務を通じて本県の産業振興に多大なる御貢献をいただいていることに対し、この場をお借りして、改めて深く感謝申し上げます。
今日、世界は第4次産業革命とも言われる大きな変革期を迎えています。自動車産業における自動運転技術やIoTを活用したスマート農業は既に実用化あるいはそれに近い段階です。
県としては、今後も航空・宇宙分野などの先端産業の創造や育成、AI・IoTなど先進技術の県内企業への普及に努めてまいります。
最大のサービス産業である行政自らもスマート行政へと進化していかなければなりません。既に、県では庁内向けの問い合わせ業務へのAIの導入などを進めており、将来的には県民向けのサービスに活用してまいりたいと考えています。
さて、昨年は計量の世界において、大変話題になったニュースがありました。本年5月から、「国際キログラム原器」を基準としていた、質量「キログラム」の定義が、約130年ぶりに見直されるというものです。
普遍性のある光のエネルギーに関する物理定数、「プランク定数」を基準とする方法により、微小なズレも生じない定義とするもので、ナノテクノロジーなどの先端技術の発展にも役立つとのことです。
計量技術は、これまでも最先端の技術を取り入れながら進化を続けてきました。その正確さと公平性は、科学技術の発展や、経済活動の根幹を支える大変重要なものです。
私たちが安心して生活できるのは、時代に対応した計量技術確立への不断の努力と、適正な計量を確保するための皆様の御尽力があってこそです。
会員の皆様におかれましては、これからも県内の計量機器の信頼性を基礎から支えていただくことで、県内経済の更なる発展のために御尽力いただきますようお願い申し上げます。
結びに、一般社団法人埼玉県計量協会のますますの御発展と、会員の皆様の御健勝、御活躍を心から祈念申し上げまして、新年の御挨拶とさせていただきます。
2019埼玉県計量協会の平成31年新年賀詞交歓会 2019年1月18日(金)開かれる