(株)島津製作所(京都市中京区西ノ京桑原町1、電話075−823−1110、中本晃社長)は、校正分銅を内蔵した機種「電子上皿天びん“Amidia”(アミディア)TW−Nシリーズ」3機種および「宝石用TWC−Nシリーズ」1機種を発売している。
TW−Nシリーズは、従来の高機能・普及タイプTXシリーズの性能や機能、外観をほぼすべて継承しながら、天びん内部に校正用分銅を組み込み、指一本のキー操作のみでの校正を可能にした。
一塊のアルミニウム合金から製作した同社独自開発の質量センサー「ユニブロック(UniBloc)」を搭載。高級機並みの性能を備えながら、低価格で操作性・使い勝手の良さを備えている。
また、宝石市場向けカラット天びんとして、校正分銅内蔵モデルのTWC−Nシリーズもラインアップ。このクラスでは最高の分析天びん並みの最小表示0.001カラット(0.0002g)を実現した。
新シリーズの投入に合わせて従来のTXシリーズは、シリーズ名を「TX−Nシリーズ」と改め、価格を平均約40%低減するとともに、ひょう量420g、4200gの機種、宝石市場向けのカラット天びんTXC−Nシリーズを追加投入。より幅広いニーズヘの対応を図っている。
その他の特長(TW−Nシリーズ、TWC−Nシリーズ、TX−NシリーズTXC−Nシリーズ共通)は以下の通り。
(1)メニュー操作専用のキーを測定用キーから独立させ、十字キーにより直感的にメニュー操作が行なえる。
(2)測定作業途中で測定を中断することなく、表示の安定や反応スピードをアップさせることができる。
(3)Windows直結機能を備えており、測定データをソフトウェアなしで直接取り込むことができる。
【仕様】▽TW−Nシリーズ(校正分銅内蔵)/ひょう量=220g、320g、420g(計3種)、最小表示=0.001g、価格9万1350円〜13万200円(税込)▽TWC−Nシリーズ(校正分銅内蔵)/ひょう量=620カラット(124g)、最小表示:0.001カラット(=0・0002g)、価格12万750円(税込)
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