島津製作所
アミディア分析天びんATX/ATYシリーズ
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(株)島津製作所(京都市中京区西ノ京桑原町1、中本晃社長)は、Amidia(アミディア)シリーズの分析天びんとして、「ATX/ATYシリーズ」を発売している。
高級機に匹敵する性能を実現しながらも、機能を見直して価格を抑え、質感の高さを実現。ATXシリーズは校正用分銅内蔵型でATYシリーズは外部分銅となる。 主な特長は以下の通り。
▽スマートセッティング=測定途中に「もう少し表示を安定させたい」または逆に「反応スピードをアップさせたい」と感じたとき、測定を中断することなく簡単に調整ができる。調整状態がすぐわかる専用インディケータ付き。▽ワンボタン校正(ATXのみ)=校正は指1本、キー操作のみ。必要なときに内蔵分銅でいつでも校正できる。▽皿の大きさはΦ91mm=従来機種(Φ80mm)より10mm以上大きくなった。▽「UniBloc」搭載=ねじやバネを使用しないアルミ一体型質量センサで、壊れにくく性能も良い。▽個数測定サンプルを5個までメモリ可能。▽コンパレータ機能=目標値や上下限値に対する合否判定結果を表示。▽積み込み測定。▽%(パーセント)測定。▽Windows直結機能=EXCELなどに、天びんのデータを直接取り込める(特許)。▽ISOに対応。▽校正用外部分銅の値を入力可能。
【ひょう量/最小表示】▽ATX224=220g/0.1mg▽ATX124=120g/0.1mg▽ATX84=82g/0.1mg▽ATY224=220g/0.1mg▽ATY124=120g/0.1mg▽ATY64=62g/0.1mg
【共通本体寸法】約幅213×奥行356×高さ338mm |
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タニタ
デジタルクッキングスケールKD−199 |
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(株)タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、谷田千里社長)は、日々の野菜摂取量を促進させるデジタルクッキングスケール「KD−199」を発売している。
調理用はかりとしてだけでなく、野菜の目標量と摂取量を表示する機能を盛り込んだ。最大計量は2kgで、最小表示は0.5g(1000gまで)。カラーは野菜をイメージしたレッド、オレンジ、グリーンの3色。価格はオープンで、20代〜40代の女性向けに、年間3万台を計画。
サイズは縦196×横130×厚さ29mm。 |
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メトラー・トレド
新型多機能天びんXPE、XSEシリーズ |
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メトラー・トレド(株)(東京都台東区池之端2−9−7、フランク・マータース代表取締役)は、同社の分析天びんXPおよびXS両シリーズの後継機種にあたる新型多機能型分析天びん「XPE、XSEシリーズ」を10月から受注を開始する。
同シリーズは、計量精度を追及し、精度を「つくる」、「保証する」、「管理する」ためのさまざまな機能を搭載している。従来機種の天びんモデルにも採用されていた同社の分析天びんの代名詞ともいえる革新的な計量皿、格子状計量皿を今シリーズでは改良している。より感度の高い計量を実現するため、XPEシリーズ天びんは、後方に排熱板を搭載し、計量センサ周辺にたまる熱を天びんの外へ逃がして、熱による精度への影響を抑制する。そのほか静電気をカットするコンパクトイオナイザーや、薬包紙を不要とし、静電気や空気対流の影響を抑えるエルゴクリップなど、精度を追及するために有効なアクセサリも幅広く取り揃えている。
計量値の信頼性を的確に確保するステータスライトを搭載。計量皿の設置状態、サンプルの静電気、天びんの水平状態、日常点検の不実施等、精度に悪影響を与えるパラメータが発生した場合、ターミナルに搭載したシグナルライトで警告をうながす。
精度の管理のためには、天びんの日常点検が欠かせない。XPE、XSE両シリーズは、ユーザーの日常点検をサポートするTestManagerTM機能を搭載。実施すべき日常点検の内容を天びんに設定でき、点検時期になると、手順をすべてターミナルから表示する。誰でも同じ操作で、間違えのない日常点検ができるため、個人それぞれのうっかりミスを防ぐ。
また、許容値を逸脱した点検結果の場合には、天びんの使用を制限することも可能。
【仕様】(機種名=ひょう量/最小表示)▽XPE105V=120g/0.01mg▽XPE205V=220g/0.01mg▽XPE205DRV=220g/0.1mg、81g/0.01mg▽XPE204V=220g/0.1mg▽XPE504V=520g/0.1mg▽XSE105DUV=120g/0.1mg、41g/0.01mg▽XSE205DUV=220g/0.1mg、81mg/0.01mg▽XSE104V=120g/0.1mg▽XSE204V=220g/0.1mg |