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特集・ストップ過積載(2)

特集記事 製品紹介

鎌長製衡
「指示計 DI−1000」

鎌長製衡(株)(香川県高松市牟礼町2246、電話087−845−1111、金本重孝社長)から発売されている指示計DI−1000は、業界初の新技術「セフティーモード」機能4つを搭載している。

「スケールの乗車確認」機能は「誤ってタイヤがスケールから踏み外した」などの異常を検知すると自動的にセフティーチェックモードが働きオペレーターにアナウンスする。「車輌及び荷積みのバランス確認」機能は運送中の事故を未然に防ぐため計量中にバランス差が発生した場合に自動的にセフティーチェックモードが働きアナウンスする。「車輌の運行安全確認」機能は計量中に「積載重量」「車軸」「車輪」の荷重オーバーが発生した場合セフティーチェックモードが自動的に働きアナウンスする。コンプライアンス遵守にも合致する。セフティーチェック設定」の機能は「セフティーチェック」が働いたとき「計量ストップ」と「計量パス」を任意に設定できる。「計量パス」でも計量伝票にマーキングし運送業者に告知する機能、適正な計量管理のため「アナウンスデータ」を自動的に残すログ機能も装備している。

【主な特長】

(1)見やすい画面表示、簡単な操作=高齢者のオペレータにも見やすい表示画面。ITの知識がなくても簡単に計量操作ができる。

(2)5種類のコードのカスタマイズが可能=5種類のコードの名前を自由に設定が可能で、あらゆる業種・業態の計量業務に対応できる。設定したコードの集計処理も簡単にできる。

(3)便利なアナウンセーション=滞留情報を表示するので、場内で作業中の車両が一目でわかる。設定したコードに対し計量している時点で「回数・重量・金額などの累積値」を画面表示するので、オペレータや搬入出業者が計量状況を簡単に検索できる。

(4)トレース可能な警報ログ=自己判断機能を搭載し、点検時期のメッセージを表示。過去のトラブルの履歴を一覧表示し、カルテとして使用できる。

(5)ネットワーク構築の柔軟・拡張性=入出力のインターフェースを装備しているので、簡単に外部のコンピュータと連動が図れる。計量情報の編集作業や無人化計量などの計量システムの構築が容易になる。プラウザ連動機能(オプション)の活用で離れた場所でのリモート計量も可能。

(6)豊富なオプション機能・機器=機能:ミニデータ処理機能、WEBサーバー機能、プラウザ連動機能、2台制御機能、軸・輪重量の偏荷重測定機能、多段印字発行機能、マニフェスト発行機能、定量比較検知機能

機器:自動料金徴収機、遮断機、信号灯、車両案内表示、操作ポスト(バーコード、磁気カード、ICカード対応)、無線データ読取装置、カーナンバー自動読取装置、監視カメラなど。

大和製衡
次世代形トラックスケール

「次世代形トラックスケール」を使用することにより、危険を認識しながらも手間と計量時間がかかるなどの理由で拒否感を持つ運転手の心理的障害を解消できるとともに企業の法令遵守の向上、計量待ちのために渋滞するトラックの排ガス抑制など企業の社会的責任(CSR)の遂行に多大な貢献をする。

【主な特長】

安全面の向上をはかる

(1)車重、軸重、輪重が同時に計量できるオールインワンタイプ

 従来のトラックスケールは車重計、軸重計、輪重計が別々のものとされていた。運送関連会社や計量センターに設置されているスケールのほとんどが車重計であり、荷崩れやパンクの原因となる軸重、輪重を計量せずに運行している。「次世代形トラックスケール」は、乗り込み時からの荷重の変化をデジタルロードセル(荷重検出器)で検出、そのデータを同社のテクノロジーで解析し、総重量はもとより軸重、輪重、さらに積荷の片寄り、いわゆる偏荷重までを一度に計量し、モニターに映し出すことができる。オールインワンタイプの今までにないトラックスケールである。

計量効率をアップ

(2)スピーディーな計量で排ガス対策

計量時間15秒の無停止計量で渋滞を緩和する。

 「次世代形トラックスケール」は、トラックが乗り込んでから計量結果が印字されるまでわずか15秒という速さを実現した。これは従来製品に比べて2倍の速さとなり、現在では世界一のスピードである。

これにより、計量待ちのために渋滞するトラックの排ガスを大きく抑制でき、企業の環境対策にも貢献する。

また、モード切り替えで無停止計量が可能であり、事前にトラックの車番を登録しておけばスケールの上を通過するだけで計量結果を残すことができる。

機能面の充実

(3)安全を証明するトレーサビリティ機能

「次世代形トラックスケール」が内臓する新形のデータプロセッサは2000件の車番登録と1万件の計量結果を保存することができ、運送における法令遵守体制の要となるトレーサビリティを実現できる。

(4)設置済みのトラックスケールにも対応可能な柔軟性

設置済みのトラックスケールを簡単に「次世代トラックスケール」にすることができる。ロードセルとプロセッサーのキット交換を行うだけで「次世代形トラックスケール」にすることができるのである。基礎部分の高さ調整とプロセッサーの取り付け工事だけでよく、従来の載台はそのまま利用できる

田中衡機
指示計TCP−1100

(株)田中衡機工業所(新潟県三条市福島新田丙2318−1、電話0256−45−1251、福山匡社長)の指示計TCP−1100は、従来の計量イメージを一新する大画面によるタッチパネル操作で簡単に計量管理ができる。「タッチパネル入力」と使い慣れた「テンキー入力」の二つの方法で入力ができる。シンプルなメニュー構成と計量伝票イメージの画面からなる分かりやすいインターフェースで、素早く簡単に操作できる。伝票プリンタ分離タイプなので、設置場所に応じた自由なレイアウトができる。LAN標準装備なのでシステムアップにも便利だ。

【仕様】

▽液晶表示部=10・4インチ、TFTカラー液晶▽タッチパネル部=アナログ抵抗膜式▽電源=AC100V±10%、50/60Hz>、最大200VA▽周囲温度=0℃〜+35℃

データ処理システム ATS−100

ATS−100システムは、新設のトラックスケールをはじめ、既設のトラックスケールにも簡単に接続して運用することができる。大型画面との対話形式で、マウス及びキー操作で簡単に計量操作ができ、各種集計印字フォーマットを幅広くサポートしている。

採石業界、食品業界、ケミカル業界、産業廃棄物処理場、焼却場等あらゆる業界で幅広く利用できる。

 

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