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日本計量新報 2008年1月20日 (2707号) |
コア技術とこれの応用としての新商品・新市場の開発と開拓 経済産業省の統計数字などに登場する計量計測機器産業の規模は横ばいないし微増の状態にある。同じように日本の経済もGDP(国内総生産Gross Domestic ProductGDPの伸び率は経済成長率である)の伸びも微増である。経済の規模が一定であるなかでも伸びている産業分野があり、また縮んでいる産業もある。そして売り上げも利益も伸ばしている企業がある一方で、停滞か縮小を続けている企業もある。計量計測関係企業もまたこの例外ではない。 ◇
計量計測機器のメーカーで規模を拡張し業績を向上させているところに共通する特徴は、いくつかのコア技術をもとにこれの応用発展を積極的にはかって新商品を開発し、多くの場合にはこれに伴う新市場を開拓して仕事を続けていることである。コンピューターにおける基本ソフトとアプリケーションソフトとの関係をこれに重ねることもできる。 |