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日本計量新報 2009年11月15日 (2798号) |
持ち場の仕事に打ち込むことが自分を鍛え社会に役立つ人間をつくる 「末は博士か大臣か」という言葉は物事の早わかりができる神童に掛けられる。勉強ができる、物分かりがよいことは、望みの仕事に就きやすいということであり、軍人が幅をきかせていたころには海軍兵学校、陸軍士官学校に行き、それぞれの大学に進むことは、海軍大臣、陸軍大臣、総理大臣になる近道であった。博士の価値が減じた現在ではこの博士号という資格にこだわるのは滑稽かもしれないが、学問に秀でていることを博士と表現したのが冒頭の言葉である。 |
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