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日本計量新報 2013年4月14日 (2960号) |
ハカリの定期検査を実施する地方計量行政は半壊状態にある「むかし軍部で、いま官僚」とは通産省のキャリア官僚であった堺屋太一氏が述べている言葉であり、不敗神国日本ということで蒙古来襲をしのぎ、ロシアとの海戦で勝利した日本は戦争に負けない国だという思いに完全支配されてモノを考えなくなった軍部の暴走が敗戦をもたらした。そのあとで軍部と同じ体制を敷いているのが官僚体制であり、この国をどうするか、国の経済をどうするか、国民の生活をどうするか、ということを飾り言葉にして、官僚が官僚機構の制度を維持してうまく生きていくことを目的として、これが運営されていると説くのである。これは中央官庁にとどまらないこともまた事実である。 |
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