新光電子(株)(東京都文京区湯島3−9−11、電話03−3835−4577、安西正光社長)は、電子はかりや電子天びんの不確かさの算出が誰でも簡単にできる計量管理ソフト「HKS」を販売している。
電子はかり計量管理ソフト「HKS」は、データの入力から校正手順まで、HKSの画面に従って作業することで、特別な訓練を受けた専門家でなくても、簡単・正確に電子天びん・はかりの校正を行える。 データ自動取込み機能に対応した電子天びん・はかりなら、パソコンとケーブルでつなぐことで入力ミスのない校正が可能。
機能ごとに色分けされたメイン画面。大きなメインボタン。大きめのフォントを使用して見やすさ・わかりやすさを第一にデザインしている。複雑な手順に沿って作業する校正モードでは、進行具合がフェーズアイコンで一目瞭然。ガイドメッセージが次に必要な操作を知らせてくれる。
校正者が入力した指示値および自動入力された値は、HKSが自動で計算。登録事業者が行っていた複雑な計算を処理して、表示・保存する。 (独)製品評価技術基盤機構(NITE)の「不確かさ見積もりに関するガイド」に沿った校正が、誰にでも正確に行える。
起動時のパスワードによって管理ユーザーと制限ユーザーを設定した2つのユーザーモードを装備。校正する電子天びん・はかりや分銅の登録など、データの改ざんや誤操作によるデータの消失を防ぎ、管理者以外でも校正作業ができる。また、制限の設定は項目別に自由に変更が可能。
また、入力した電子天びん・はかりや分銅のデータをデータベース化している。保存したデータはいつでも参照・校正に使用でき、帳票に印刷して管理することも可能。目量が0・01mgの高精度分析天びんから、ひょう量40tにもおよぶ大型台はかりまで、様々な種類・仕様の電子天びん・はかりに対応している。また、新光電子の製品だけでなく、他社製のあらゆる種類の電子天びん・はかりの校正にも対応している。
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