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過積載・偏荷重をはかる製品

特集記事 製品紹介

田中衡機
多彩に計量部・制御部など取り揃え
最適なシステムを構築

TCP-1100

(株)田中衡機工業所(新潟県三条市福島新田丙2318−1、電話0256−45−1251、田中康之社長)のトラックスケールは、設置環境に合わせて埋込式、地上式、超薄型に加え、小型車用のTT型と、計量される車両のサイズ、総重量に合わせて多彩に用意されている。
 制御部にはタッチパネル入力式のデータ管理装置「TCP−1100」、各種自動処理を実現するデータ処理システム「ATS−100」、シンプルな操作パネルの「TCP−300シリーズ」、コンパクトな「HD−904D」などを用意している。そのほかにも多彩にオプションを取り揃えており、ユーザーニーズにマッチしたシステムを構築できる。
 新製品として、可搬式の「PTS−2」、小型基礎の埋め込みタイプ「UTS」、埋め込みにも地上式にも対応している「HTS型簡易型トラックスケール」を新たにラインアップした。

鎌長製衡
新技術セフティモード搭載の指示計
「指示計 DI−1500」

DI-1500

鎌長製衡(株)(香川県高松市牟礼町牟礼2246番地、金本重孝社長)が発売している指示計Dl−1500は、業界初の新技術 「セフティーモード」機能のほか、あらゆるニーズに応える先進機能を搭載している。

【セフティーモード】

(1)「スケールの乗車確認」機能

「誤ってタイヤがスケールから踏み外した」などの異常を検知すると、自動的にセフティーチェックモードが働き、オペレーターにアナウンスする。

(2)「車輌及び荷積みのバランス確認」機能

運送中の事故を未然に防ぐため、計量中にバランス差が発生した場合に自動的にセフティーチェックモードが働き、アナウンスする。

(3)「車輌の運行安全確認」機能

計量中に「積載重量」「車軸」「車輪」の荷重オーバーが発生した場合、セフティーチェックモードが自動的に働きアナウンスする。コンプライアンス遵守にも合致。

(4)「セフティーチェック設定」の機能

「セフティーチェック」が働いたとき「計量ストップ」と「計量パス」を任意に設定できる。「計量パス」でも計量伝票にマーキングし運送業者に告知する機能、適正な計量管理のため「アナウンスデータ」を自動的に残すログ機能も装備している。

【主な特徴】

(1)明るく見やすい画面表示、簡単な操作

12.1インチの大型カラー液晶画面を採用。タッチパネルテンキーによってキーボードなしでも基本的な計量操作が可能。

(2)音声ガイダンス機能搭載

音声ガイダンス機能により計量業務をサポート。

(3)USBメモリースティックに対応

簡単操作で計量データを持ち運び可能。

(4)5種類のコードのカスタマイズが可能

5種類のコードの名前を自由に設定できるので、あらゆる業種・業態の計量業務に対応可能。設定したコードの集計処理も簡単にできる。

(5)作業情報の表示

滞留情報を表示するので、場内で作業中の車両がひと目でわかる。設定したコードに対し、計量している時点で「回数、重量、金額などの累積値」を画面表示するので、オペレータや搬入出業者が計量状況を簡単に検索できる。

(6)トレース可能な警報ログ

自己診断機能を搭載し、点検時期のメッセージを表示。過去のトラブルの履歴を一覧表示し、カルテとして使用できる。

(7)ネットワーク構築の柔軟・拡張性

入出力のインターフェースを装備しているので、簡単に外部のコンピュータと連動が図れる。計量情報の編集作業や無人化計量など計量システムの構築が容易に。

【仕様】▽使用温度範囲=0℃〜35℃▽使用湿度範囲=相対湿度85%以下▽外形寸法=333(W)×155(D)×280(H)<CODE NUMTYPE=SG NUM=4E9C>▽表示部=12.1インチTFTカラー液晶ディスプレイ▽操作部=タッチパネル テンキーボード(オプション)▽重量=5kg

宝計機
ノンストップロードメーター 「NSRM」

NSRMシリーズ

(株)宝計機製作所(山口県柳井市柳井3889、電話0820−22−0389、政田寛社長)の低価格トラックスケール「ノンストップロードメーターNSRM」はひょう量別の3タイプ。

同製品は、計量時にトラックを停止せずに計れるトラックスケールのため、計量時間を大幅に短縮できる。持ち運びが容易で、基礎工事が不要。プリンター付き指示計が付く。IP65の防水性。

【仕様】▽タイプ/ひょう量/目量の順、RM−05T/5t/10kg、RM−10T/10t/20kg、RM−15T/15t/20kg▽計量台寸法=500〜900mm×400〜500mm×高さ41mm▽重量=RM−05T:16kg、RM−10T、RM−15T:30kg

大和製衡
次世代トラックスケール
「お手軽くん」

お手軽くん

 大和製衡(株)(兵庫県明石市茶園場町5−22、電話078−918−5555、川西勝三社長)の次世代形トラックスケールは、総重量・軸重量・輪重量・偏荷重が計測可能なオールインワンタイプ。トレーサビリティ(安全である証明)を残し、コンプライアンス(法令を遵守する姿勢)の推進を図ることができる。
 次世代形トラックスケールは、乗り込み時からの荷重の変化を読み取り、そのデータを解析し、総重量はもとより軸重、輪重、さらに偏荷重までを一度に計測し、モニターに映し出すことができる。
 そのほか偏荷重を知らせる警報機能がついている。荷姿だけでは発見しにくい偏荷重を検知するので、運行前に積み荷の修正を行うことが可能。トラックが乗り込んでから計量結果が印字されるまでわずか15秒という速さを実現した。走行計測が可能で、事前にトラックの車番を登録しておけば、スケールの上を通過するだけで計量結果を残すことができる。
 ステンレス製ロードセルはストッパレスの採用とスケール全高が低くなったことにより、敷地の節約およびコンクリート基礎工事が不要となる。またIP68という高い耐水性と防塵性を持っている。防錆性、耐久性にも優れており、部品交換等のメンテナンス費用を最小限にとどめることができる。
 ロードセルとプロセッサーのキットの交換を行うだけで次世代形トラックスケールへの変身を実現させる。設置済みのトラックスケールにも対応できる柔軟さは次世代形トラックスケールの大きな特長のひとつ。
 EDP−1800は、デジタルロードセルを使用した次世代形トラックスケール用として開発されたデータプロセッサ。デジタルロードセルと組み合わせることで、総重量、軸重、輪重、偏荷重の計測を可能にし、車の安全走行に役立つ。
【主な特長】▽見やすいインターフェース▽隠れた事故原因“偏荷重”を警報通知▽計量結果を素早く画面表示▽高速計量を実現するハードウェア▽ネットワーク社会にふさわしい機能▽多機能、強力なデータベースを搭載、さまざまなトラブルにも柔軟に対応▽簡単でスムーズなキー操作▽コンパクトな15インチ液晶カラーディスプレイ▽ネットワーク・USBポートを標準装備▽雷対策も万全▽高速感熱式プリンタを採用。

 

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