東日製作所
大型車輌締め付け専用トルクレンチ
「TW2」
ピークトルク計
「スピントルクST2」
トルク計測機器の専門メーカーの東日製作所(東京都大田区大森北2−2−12、電話03−3762−2452、辻修社長)では、効率よく安全にまた確実に大型ホイールナットの締め付けができる専用のトルクレンチ「TW2シリーズ」と、多軸のトルクチェックが簡単なロータリー式ピークトルク計「スピントルクST2シリーズ」を発売している。
トルクレンチ「TW2シリーズ」
TW2シリーズは大型車両のボルトの締め付け用に「一人で・楽に・正確に・安価で」をコンセプトにデザインされた、増力装置付きトルクレンチである。増力装置により、これまでの約3分の1の力で、一人で簡単にどの位置のボルトにもアクセスでき、±5%の精度で締め付けができる。
使用用途別にTW750N2(トルク範囲最小350〜最大750N・m)、 TW1000N2 (トルク範囲最小400〜最大1000N・m)の2機種あり、増力装置のラチェット改良、バンパー強化などが施され作業性、堅牢性ともに大幅に向上している。
【特長】▽ダンパーによる上下運動のサポートと出力軸のスライドにより簡単にナットへの位置合わせが行える。▽増力装置の作用により、従来の約3分の1の手力で楽に正確に締め付けることができる。▽自立型なのでトルクレンチの重さを気にすることなく一人で楽に作業が進められる。▽トルク制御可能な動力式締め付け機より大幅に安価で省力化可能。▽電気・エアが不要なので場所を選ばず出先でも手軽に使用可能。▽トルクレンチの振り角が細分化され、低い位置のナットも締めやすくなった。▽トルクチェックはスピントルクST1000N2にて、締め付け作業と同時に簡単に行える。▽精度±5%、正逆ねじ対応、校正証明書付属、PAT・PEND。▽地上高約255〜約790mmのナットに対応できる。
ピークトルク計「スピントルクST2シリーズ」
同器は、世界最小の充電式ロータリー式ピークトルク計で、締め付け作業と同時にトルクチェックが行え、後工程での増す締め作業や戻しトルク測定作業の合理化ができる。とくに大きな力が必要な太いボルト径の検査作業では工数の低減を図ることができる。また逆ネジのトルク測定ができるので、TWとの組み合わせでトラックのホイールナットのトルクチェックもできる。シリーズは、2〜1000N・mまでを7器種で構成している。トルク容量や寸法制限から最適な器種を選択できる。
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