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日本計量新報 2009年4月19日 (2770号) |
物理学と計量技術分野で活躍した芝亀吉、米田麟吉ら歴史人物をファイルしたい「キャブレターがブルンブルンと震える」と書いただけでは何のことだかわかりにくいが、インターネットのブログに掲載されているエッセーの一節である。現在ではグーグルなどの検索エンジンは、単語だけでなく、文節または文章を使って検索をすることができる。このような文章の一節を含むエッセーが検索されるのである。「キャブレターがブルンブルンと震える」というのは古い自動車かオートバイに関するエッセーのなかの一文である。このエッセーを簡便型のインターネットwebサイトであるブログに掲載すると、翌日には検索でヒットした。検索でヒットするということは、このエッセーは、日本中、あるいは言語の壁はあるが世界中の多くの人に読まれる機会があるということである。ここにインターネットの特徴がある。コメントなどを通じて、記事やエッセーなどのコンテンツに対する反響が、リアルタイムに近い形ですぐわかるのも特徴である。 |
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