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日本計量新報 2013年2月17日 (2953号) |
計量協会が実施するハカリの定期検査費用の不都合な事実計量計測関係の団体にはかつては文化団体の形式をとった団体があり、自らも文化団体と銘打っていたのであったが、現在のそうした文化団体の多くは役所に代わるハカリの定期検査の実施業務を主な仕事としている状態になっている。計量器の検査業務や講習会事業が主な事業になっていることなどもあって、純粋な意味での計量の文化団体は、あるいはなくなっているのかもしれない。計量が正しくおこなわれ、世の中の経済と文化と人の暮らしが豊かになり平穏な社会が運営されるためのしくみとしての計量制度と連動して、その考え方の土台となる「計量思想」の普及と啓発をするのが計量協会の業務であり、地方の計量協会の定款ではその目的を「計量思想の普及と啓発」と規定している。 |
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