2013年8月 4日(2975号) 11日(2976号) 25日(2977号) |
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日本計量新報 2013年8月11日 (2976号) |
第一原発に隣接の原町火力と広野火力が復旧している事実 東京電力は発電所を訪れる人々に日本の電力は原子力発電がその多くをまかない、水力発電と火力発電はその補助であるように説明し、原子力発電の宣伝パンフを配布していた。原子力発電は一定の出力で運転するのがよいので、電力需要の3割をこれにあて、水力発電と火力発電をこれに足し、電力需要に対応する方式になっている。日本の電力の半分以上を火力発電が担い、水力発電と原子力発電が同じ程度でこれに加わる。日本の電力需要に火力発電と水力発電で対応することができるのが日本の発電である。火力発電も水力発電もその設備能力を全部出しているのではなく、原子力発電のためにその能力の半分も機能させていない。原発事故以降にこれらの稼働率を上げることにより電力需要に対応している。 |
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