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日本計量新報 2013年1月13日 (2948号) |
企業の付加価値と人件費そして国内総生産付加価値とは企業が新たに生み出した価値、付け加えた価値をあらわす。人、物、金を使って新たに生み出した価値のこと。付加価値は売上高からその売上を上げるために必要となった外部から調達した商品やサービスの金額を差し引いて求め、メーカーなら売上高から原材料費を引いた金額で、商社なら売上高から仕入高を引いた金額となる。付加価値からは人件費、支払利息、賃借料、租税公課、減価償却費がひかれ、最終的には税引前利益が残る。諸費用と税引前利益すべてを含んだものが付加価値である。付加価値がなければこれら費用をまかなえず利益もでない。企業はこの付加価値のために活動する。付加価値の計算方法には、「付加価値=売上高−外部購入価値」という中小企業庁方式と、「付加価値=経常利益+人件費+貸借料+減価償却費+金融費用+租税公課」経常利益+人件費+貸借料+減価償却費+金融費用+租税公課」という日銀方式の2種類がある。 |
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