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日本計量新報 2013年6月23日 (2969号) |
悪い奴による社団法人の私的利用とその後にできた公益法人制度法の網の目をくぐることは当たり前で、法に直接に触れることを平気でするならず者がいる。このようなならず者の暗躍というよりも堂々とした悪徳行動に対応しようとしたのが新しく設けられた社団法人制度である。公益社団法人にしても一般社団法人にしてもその活動の内容が真っ当であるのに、監督官庁の神経質な担当者に規定に照らすと疑義があるということで揚げ足を取られるということがよくある。計量の世界の社団法人はその目的のために正々堂々と業務に励めるように応援する。とりわけ計量法の制度である指定定期検査機関制度によって指定を受けてハカリの定期検査を実施する地方計量協会などにおいては、運営を困難にするような費用などの指定条件を押しつけられないようにしなければならない。指定する側には継続と発展が期待される指定のしかたを研究して対処することが大事である。 |
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