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日本計量新報 2014年3月9日 (3002号) |
福島原発の誤操作による温度計破壊などは何故おこる炉心溶融によって放射線を大量に排出する事故をおこした東京電力福島大地原子力発電所に近隣する地域の住民は、元の住まいにもどって生計をどのように営むのだろう。直近の大熊町、双葉町、風に乗って多くの放射性物質が舞い降りた飯舘村、それよりも近い浪江町、大熊町の南にある富岡町、楢葉町の住民の3割ほどは汚染された地域での生活を選択しない。福島第一原発関連で働いていた人の数は6000人ほどであり、直近の町の成り立ちの基礎に原発があったのだ。これがなくなった後の高濃度の土地と汚染された海でどのように生計を立てていくというのか。 |
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